電気主任技術者免状の取得をするためには認定校所定の単位を取得していることが必要です。
もし取得単位が足りなかった場合認定を受けることができないのでしょうか?

その場合の救済として2つの措置が用意されています。

それではその2つの措置についてそれぞれみていきましょう。

1、科目など履修生制度による単位取得

こちらの制度は、卒業した学校で不足単位の履修をすることによって、単位取得することができるという制度です。
注意点として、科目区分の「第1号に関するもの」~「第4号に関するもの」までの各号ごとに、1科目までしか受けることができなくなっています。
他にも卒業後3年以内までしか、こちらの制度により単位を取得することができません。

また、この制度により不足単位を取得した場合は、その単位を取得する前の実務経験の年数は、2分の1として計算しなければなりません。

2、試験合格による補完

こちらの制度は足している科目に相当する電気主任技術者試験に合格することにより不足単位を補うことができるというものです。

こちらについておおまかに説明しますと、足りない部分の科目区分によって以下のように受験する科目が決められています。

・科目区分の「第2号に関するもの」について単位が不足している場合は「電力」
・科目区分の「第3号に関するもの」について単位が不足している場合は「機械」
・科目区分の「第4号に関するもの」について単位が不足している場合は「法規」

試験合格で補完できるのは、「電力」、「機械」、「法規」のいずれか1科目か、「電力と法規」、「機械と法規」の場合だけとなっています。

少し分かりにくいので例をあげると、第2種電気主任技術者の認定校を卒業していて、電力応用に関する単位と電気法規の単位が不足している場合は、第2種電気主任技術者試験の1次試験の「機械」と「法規」の科目を受験し合格すれば免状交付の申請をすることができます。

単位を補完して認定が受けれれば、電気主任技術者免状取得のハードルも大幅に下がります。